ダーツバーの開店資金シミュレーション

ダーツバーの開店資金シミュレーション

こちらの記事ではダーツバーの開店にあたって必要な費用について解説していきます。

今回想定するお店の規模は以下の通りです

 • 広さ:10坪(約33平方メートル)
 • ダーツマシン:2台
 • 客席数:10〜15

この規模を基準にしてシミュレーションを行っていきます
地域や物件の条件、お店の広さ等によって費用は上下するので、金額はあくまで目安としてご参考ください!

開店資金の内訳

ダーツバーの開店に必要な資金は多岐にわたります。
まず、主要な費用項目について詳しく解説します。

物件取得費

物件取得費には、初期の賃貸契約金や保証金、敷金・礼金などが含まれます。

物件の場所や条件により異なりますが、一般的には合計で6ヶ月〜12ヶ月分の家賃が必要となります。
ケースも多く、その間にフードやドリンクの注文が増え、売上アップに直結します。

賃貸契約金:通常、賃貸契約時には家賃の2〜3ヶ月分が必要です。
保証金:物件オーナーに対する保証金として、家賃の3〜5ヶ月分が一般的です。
敷金・礼金:敷金、礼金は共に家賃の1ヶ月分が一般的です。

内装費

内装費には、壁紙や床材の変更、照明器具の設置、家具やインテリアの購入費用が含まれます。
また、ダーツマシンの設置に必要な設備も含まれます。

壁紙・床材:店舗全体の雰囲気を作るための基本的な改装費用。
照明器具:ダーツプレイエリアやバーエリアに適した照明の設置費用。
家具・インテリア:カウンター、テーブル、椅子などの購入費用。
ダーツマシン設置費:ダーツマシンの設置に必要な工事費用。

設備費

設備費には、ダーツマシン、カウンター、冷蔵庫、オーディオ設備などの購入・設置費用が含まれます。

 • ダーツマシン:購入する場合は1台あたり50万円〜100万円、レンタルの場合は月額料金。
 • カウンター:バーカウンターの設置費用。
 • 冷蔵庫:飲料や食材の保存用。
 • オーディオ設備:音楽やアナウンスに使用するスピーカーやミキサーなど。

その他の初期費用

開店準備に必要なその他の費用として、営業許可取得費用や消耗品の購入費用が含まれます。

詳細

営業許可取得費用:必要な許可やライセンスの取得にかかる費用。
消耗品購入費用:グラス、皿、カトラリーなどの消耗品の購入費用。

このように、ダーツバーの開店に必要な費用は多岐に渡ります
それぞれの項目について詳しく理解し、計画を立てることが成功の鍵となります。
次のセクションでは、各費用の具体的な金額について詳しく見ていきましょう。

各費用の具体的な金額

物件取得費

物件取得費を算出するにあたって、まずは物件の月額家賃の相場を見ていきましょう。

東京の中心部(渋谷、銀座など)

1坪あたり約30,000円〜40,000円が一般的です。
したがって、10坪の物件の月額家賃は約10万円〜20万円になります。

地方都市や郊外

1坪あたり約10,000円〜20,000円が一般的です。
したがって、10坪の物件の月額家賃は約10万円〜20万円になります。

例えば、月額家賃が30万円の場合、物件取得費は以下のようになります

• 賃貸契約金:60万円〜90万円
• 保証金:90万円〜150万円
• 敷金:30万円〜60万円
• 礼金:30万円〜60万円

合計で約200万円〜350万円となります。

内装費

内装費は、新装工事を行うのか、居抜き物件の改装を行うかで金額が大きく変わってきます。

•スケルトン物件
 新装工事を行う場合、内装工事費用は1坪あたり30万円〜50万円が相場です。
 10坪の場合、300万円〜500万円が目安となります。

•居抜き物件
 改装の場合は、1坪あたり15万円〜30万円が相場です。
 10坪の場合、150万円〜300万円が目安となります。

今回は居抜き物件を改装するとして、内装費を150万円〜300万円とします。

設備費

ダーツマシン:

1台あたり50万円〜100万円

レンタルの場合は月額料金が適用されます。

カウンター:

設置費用として約30万円〜50万円が目安です。

冷蔵庫:

飲料や食材の保存用として10万円〜30万円程度が必要です。

オーディオ設備:

音楽やアナウンスに使用するスピーカーやミキサーなどの設置費用として10万円〜50万円が一般的です。

食器類:

初期費用として5万円〜20万円程度を見込んでおくと良いでしょう。

電気工事:

電気、給排水、空調等の工事で合わせて200万円〜350万円程度の費用がかかります 。

これらの費用を考慮に入れると、設備費全体としては約300万円〜600万円が目安となります。

その他の初期費用

最後に細々としたところになりますが、営業許可の取得や保険などにかかるお金も立派な初期費用となります

これは地域や店舗の規模等による差が大きいですが、概ね15万円〜30万円が目安となります

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ダーツマシンのレンタル vs 購入

ダーツバーの開業にあたって、ダーツマシンの導入は大きな投資となります。

ここでは、ダーツマシンのレンタルと購入のメリット・デメリットを比較していきます。

レンタルのメリット

ダーツマシンをレンタルすることには、初期費用を抑えられるという大きなメリットがあります。

①初期費用の削減

レンタルの場合、購入に比べて初期費用が大幅に抑えられます。

こちらのキャンペーンを利用すると、最初の2ヶ月間はレンタル費無料で利用できます。

②メンテナンス費用が無料

レンタル契約にはメンテナンス費用が含まれている場合が多く、故障時の修理費用や定期的なメンテナンス費用を負担する必要がありません。

これにより、予期せぬ出費を避けることができます。

③柔軟な契約期間

レンタル契約は柔軟に設定できるため、経営状況に応じて契約を見直すことが可能です。

事業の成功に応じて、将来的にダーツマシンの購入を検討することもできます。

④最新機種の利用

レンタル契約では、最新のダーツマシンを利用できるため、顧客に最新のエンターテインメントを提供できます。

購入のコスト

ダーツマシンを購入する場合は、初期費用がどうしても高額になってしまいます。

①初期費用

ダーツマシンの購入費用は1台あたり約50万円〜100万円です。

今回想定しているように2台導入する場合、合計で100万円〜200万円の初期費用が必要です。

②維持費用

購入した場合、メンテナンスや修理費用は自己負担となります。

これらの費用を見積もっておく必要があります。

③資産としての所有

購入したダーツマシンは店舗の資産となり、売却することも可能です。

資産として所有することで、長期的な投資価値があると考えることもできます。

現在のキャンペーン情報

現在、こちらのサイトでは、2ヶ月間の無料レンタルキャンペーンが実施されています。

このキャンペーンを利用すれば初期費用を大幅に削減でき、経営リスクを軽減することが可能です。

また、レンタル契約にはメンテナンス費用が含まれているため、運営中の予期せぬ出費も避けられます。

コストシミュレーション

①レンタルの場合

• 初期費用:0円(2ヶ月間無料キャンペーン)

• 月額費用:約2〜4万円(1台あたり)

• メンテナンス費用:無料

• 通信費:別途必要

②購入の場合

• 初期費用:100万円〜200万円(2台分)

• メンテナンス費用:年間約5万円〜10万円

• 通信費:別途必要

レンタルの場合、初期費用が抑えられるため、開業時の資金負担が軽減されます。
購入の場合は初期費用が高額ですが、長期的にはレンタル費用が不要となり、コスト削減につながります。

ダーツマシンのレンタルと購入にはそれぞれメリットがあります。
初期費用を抑えたい場合や最新機種を利用したい場合はレンタルが適しており、長期的なコスト削減を目指す場合は購入が適しています。

まとめ

ダーツバーの開店に必要な費用の内訳と金額について見ていきました。

最後に、これまでの情報をまとめてみましょう。

資金シミュレーションの総括

①物件取得費

家賃を月額30万円と仮定し、賃貸契約金、保証金、敷金、礼金を考慮すると、初期費用は合計で約200万円〜350万円となります。

②内装費

居抜き物件の場合、内装費は1坪あたり15万円〜30万円。したがって、10坪の場合は150万円〜300万円が目安となります。

③設備費

ダーツマシン、カウンター、冷蔵庫、オーディオ設備、食器類などを含め、設備費は約300万円〜600万円が目安です。

④その他の初期費用

営業許可取得費用、消耗品の購入費用、保険料、法務手続き費用などを含め、約15万円〜30万円が必要です。

ダーツバーを新しく始めるにはかなりまとまったお金が必要になります。
ここにさらに、運営を続けるための人件費や光熱費等もかかってくるので、初期費用はできる限り抑えていきたいところですね。